「川床」 かわゆか?かわどこ?
京都の夏の風景といえば、祇園祭の山鉾や五山の送り火などを思い浮かべそうです。
それから新緑に囲まれた神社仏閣や嵯峨野の竹林など。
そして鴨川沿いに設置された風情のある座敷(座席)、納涼床を思い浮かべる人もいるでしょう。
この川床は5月1日から9月30日までの間、場所は二条から五条までの間の鴨川沿いに設置されています。
川床を設置しているのは、居酒屋、レストランから高級割烹料理店などの様々な飲食店です。
さて、ここまで川床と書きましたが、この漢字、どのようの読むのが正解でしょうか?
「かわゆか」「かわどこ」
実は、どちらも正解です。ただ、この文脈では「かわゆか」です。
鴨川沿いに立ち並ぶものを「かわゆか」と呼び、貴船・高雄に設置されるものを「かわどこ」と呼ぶようです。
京都人の間では、単に「ゆか」とも言われます。(写真参照)
いずれにせよ、川からの風で涼みながら提灯の灯の下で食事をしたりお酒を飲んだりできるのは、まさに京都の夏!ですね。
では、ここで問題です。
貴船は、「きふね」「きぶね」のどちらでしょうか?
文:番頭
今年は「都をどり」を観ることができました!コロナ以後3年ぶりの開催でした、感動しました。